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予算立てと支出記録の効果的な手順

今回は、今やっている毎月の家計の予算管理の方法についてまとめてみたいと思います。

今年は蓄財をより加速させていきたいと思っているので、予算を立ててその範囲内で毎月過ごすということを丁寧に実践していきたいです。

予算を立てて記録するまでのルーティンはざっくりと以下のような手順でやっています。

  1. 各支出項目を洗い出す
  2. 給与所得の”%”でそれぞれの予算を出す
  3. 毎日支出を記録して予算の範囲内で過ごす

順番に詳しく書いていきます。

1. 各支出項目を洗い出す

まずは自分が毎月どんなことにお金を使っているかの一覧を洗い出します。

例えば、以下のような感じです。

  • 蓄財
    • 貯蓄
    • 投資
  • 生活費
  • 趣味娯楽費
    • サブスク/習い事
    • おこづかい
  • その他
    • 交通費/雑費

この時のポイントとしては

  • 自分が管理したい範囲でまとめる(カテゴリ分けやグルーピングをする)こと
  • なんでもない出費をつける項目を明確にしておくこと

あたりを意識しています。

「自分が管理したい範囲でまとめる」という部分は、例えば上のグループは各大項目に中項目をぶらさげるイメージをしていますが、その中でもざっくりと固定費と変動費に分けています。

生活費の中でも「家賃」や「通信費」については「毎月定額で同じ日に請求が発生する」性質のものです。

「食費」や「日用品費」は「都度支払うタイミングも金額も違う」性質のものです。なのでこの2つは分けています。

水道光熱費」は「毎月同じ日に請求が発生するが金額は違う」ものです。正確には変動費に近いと思いますが、季節によってある程度変動が予測できるものであったり、無理をせず自然体で過ごしていた場合にある程度年単位で落ち着く金額なので、固定費側に分けています。

「固定費」は一度最適化してしまえばそれ以上意識することはなく、日々の節約や予算管理では「変動費」の項目が増えすぎていないかに注目すれば良いため「自分で管理したい範囲でまとめる」ことが重要になります。

「なんでもない出費をつける項目を明確にしておく」理由は、どうしても発生する「これらのカテゴリに収まりにくい突発的な出費」などが発生した場合に記録に迷わないようにするためです。 わたしの場合は「おこづかい」か「雑費」がそれにあたります。

2. 給与所得の”%”でそれぞれの予算を出す

各項目が洗い出せたら、給与所得の何%の金額を各項目に割り当てるかを決めていきます。

実際に計算式を入れてみた例が以下です。

2024年3月の予算

蓄財にはかなり力を入れていきたいので、全体で30%と割と多めに取っています。 現金での「生活防衛資金の積立」、リスクを抑えたインデックス投資のための「投資信託の積立」、配当金目的で個別に投資する「日本高配当株用の資金プール」で分けています。 生活防衛資金が目標金額まで貯まったら、残りの2つに予算を均等配分する予定です。

生活費の固定費と変動費の部分は、夫婦で折半している部分なので、実際にはもっと安くなるかもしれません。 毎月決まった日に月毎のふりかえりをして、予算を実態に合わせて1%単位で調整していく予定です。

3. 毎日支出を記録して予算の範囲内で過ごす

予算を立てたら、あとは予算をオーバーしないように過ごしていくだけです。

その際に重要になるのが記録とそのための仕組みづくりです。

わたしは以下のような仕組みを使ってキャッシュフローが漏れないように管理しています。

  • マネーフォワードに必要な口座を連携する
  • 連携していないものはその場で手入力する
  • ノーマネーデーを作る

基本的には銀行口座・クレジットカード・証券口座をマネーフォワードに連携しており、毎月の固定費は定期的に明細として上がってくるようにしてあります。

その他のシーンではチャージ式のPayアプリかデビットカードを利用しています。クレジットカードは明細が上がってくるまでに割と時間差があるため、基本的には利用しないようにしています。

Payアプリや現金で支払ったものは、マネーフォワードに自動で連携されない(2024/04/01時点)ので、その場で手入力しておきます。

大抵の場合はレシートがもらえるため、スポット的な支出はレシートを撮影してしまえばほぼ完了です。

あとは、この日は絶対にお金を使わないという「ノーマネーデー」を作るのも心理的な面で有効です。

わたしの場合はとりあえず毎週月曜をノーマネーデーにしておいて、達成できる日が増えたら徐々に平日全部をノーマネーデーにしたりと増やしていきたいです。

こんな感じで、4月からは家計管理に特に注力していきたいと思っています。

利用する家計簿アプリについては、全て手入力のアプリの方が良いという意見もあるようなので、他のものも試しつつ、変えてみるかもしれません。

この予算に従って過ごしてみて、実際にどうだったかを後日まとめてみたいと思います。

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