2024年から新しいNISA制度が始まるため、今の楽天証券のまま投資を続けていくか検討をしていました。
結論としては、楽天証券からSBI証券にNISA口座を移行することにしました。
その理由は主に以下の3つです。
- 国内株式の手数料とスプレッドが無料だから
- 住信SBIネット銀行を使っているから
- 楽天経済圏からの離脱を検討しているから
今日はこの辺りを順番にまとめてみたいと思います。
1. 国内株式の手数料とスプレッドが無料だから
私はこれまでは主につみたてNISAを利用してS&P500に連動する投資信託商品に積立投資をしていました。
しかし、2024年のNISAでは国内の個別株に対して積極的に投資をしていこうと考えています。
理由は「配当金が欲しいから」です。
長期保有をする上で米国の投資信託へ一定金額を積み立て続けることが、再現性もありリターンも大きくなることは承知しています。
ですが、配当金による直接的なキャッシュフローを増やし、日々の生活にそのまま利用できる状態に単純に夢を感じています。
サイドFIREするにあたって、こちらの方がより理想の生活に近いのではと妄想し、とりあえず来年からは個別株投資を実践していこうと思っています。
SBI証券では、”国内株式の取引手数料”と”スプレッド”が無料という魅力的なサービスを提供しています。
楽天証券でも、”国内株式の取引手数料”は無料ではありますが、この”スプレッド”が一定金額発生してしまいます。
要は、実際には手数料がかかってしまうイメージです。
同じ取引を行うにしても、手数料の負担を減らせることは大きなメリットです。
スプレッドとは、株価と取引価格の価格差のことらしく、楽天証券はこれを取引コストとしてユーザーから徴収するようになっているようでした。
こちらが今回楽天証券からSBI証券にNISA口座を移管しようと思った最も大きな理由です。
2. 住信SBIネット銀行を使っているから
私は長年にわたり、住信SBIネット銀行を利用しています。
そのため、SBI証券に口座を移行することで、ネット銀行と証券口座を一元管理することができます。
住信SBIネット銀行の口座の一部に、SBIハイブリッド預金という仕組みがあります。
イメージとしては、普通預金の口座の中にもう一つ預金できる口座があり、普通預金からSBIハイブリッド預金へは”振替”という形で資金を移動することができます。
そして、SBIハイブリッド預金に資金を移動すれば、SBI証券での買付余力に自動的に反映されます。
月に一度国内の個別株を買おうと思った時に、証券会社の口座に振り込み作業をしたりするといった作業がなくなるだけでも、少し毎月の購入手続きが楽になる気がしています。
専用アプリからポチポチするだけですぐに振替作業ができ、UIもとても使いやすいのでとても楽です。
手数料無料回数のサービスなども必要十分でとても満足しています。
3. 楽天経済圏からの離脱を検討しているから
最後はこちらですね。
そこまで楽天経済圏を使いこなしているわけではないのですが、楽天証券では最近、改悪や改良が繰り返されています。
そこまで普段ポイントを意識して買い物をしたりはしないにせよ、こういったニュースが耳に入ってくるたびに新しい情報を意識するのが最近は少しわずらわしく感じるようになってきました。
一方で、SBI経済圏が最近伸びてきているという情報も耳にするため、これまでにまとめた情報も踏まえて、”実際に移行することでお得さを感じるかどうか”を試してみたいと思ったからです。
もしかしたらまた楽天経済圏を利用する方向に舵を切るかもしれませんが、一旦は少しずつ移行して行ってみようと思っています。