毎月細々と返済していた奨学金を、この度一括返済しました。
正確には来月の引き落としで完済ですが、金額としては160万円ほど。
合理的に考えれば、長期保有で実践しているインデックス投資により利益と相殺できるくらいの金利ではあったので、無理して一括返済する必要はありませんでした。
ですが、今回一括返済したことによるメンタル面でのメリットがめちゃくちゃ大きかったので、そのことについて書こうと思います。
毎月の固定費がこの先もずっと続くのかという憂鬱
今回一括返済したのは大学の授業料の奨学金で、もともと元本は420万円くらいだったかと思います。
月額の返済金額は2.4万円でした。
年利は約1.1%だったので、先ほど書いた通りすでに積み立ててあるインデックス投資の元本による長期保有のリターンで相殺できる金額ではありました。
とはいえ毎月2.4万円ずつ返していったとしたら、この先5年から6年はかかる計算でした。
来年から新しいスタイルで投資もしていきたいし、そもそも支出は極力ミニマムにしていきたいと考えたときに、あと5年も毎月の固定費に縛られるのは嫌だなと思った次第です。
加えて、借金があると『ミニマム・ライフコスト』*1を下げられません。
来年の新NISAが始まったらなるべく投資に回せるお金を増やしたいこともあり、今年中に一括返済を決意しました。
気分はめちゃめちゃスッキリ
まだ来月の引き落としまでは完済していませんが、借金を返し切ることって単純にめちゃくちゃ気分がいいんですよね。
解放感がすごいというか、晴れ晴れとした気持ちになります。
合理的な判断ではないかもしれないが、メンタルの面ではやって良かったなと本当に思います。
奨学金という名の借金をしたことで、これから先「極力借金はしたくない」と思うようになったし、給料が安い時代は返済も厳しかったので若い頃から家計簿をつけるクセもつくようになりました。
もちろん利息で支払ったお金などは余計な出費だったかもしれませんが、総じて良い経験だったのではと思います。
今後何か判断をするときに、ついついメリットであったり合理性みたいなものを考えがちですが、たまには自分の『気持ちよさ』や『やりたい』を優先して何かを決断するのも良いのではないかなと思った次第でした。
*1:四角大輔さん著『超ミニマム・ライフ』より