こんにちは。allee です。
今回は、高配当株投資を実践するにあたって、具体的にどのような手順で投資を繰り返していくかの"手順書"をまとめておきたいと思います。
基本的にはこの手順をルーティンとして、収入が手元に入った度に繰り返すことを想定しています。
それではいってみましょう。
高配当株投資の手順書
1. 高配当株配当企業リストを手にいれる
まずは高配当株を発行している企業のリストを手に入れます。
"高配当株"とは"配当利回りが一定の利率以上の株式"のことを指しています。
選定の基準として、投資の先人の方々が目安にしているのが3~4%だったりするため、自分もそれに倣おうと思います。
この配当利回りを実現できそうな企業の一覧は"Yahoo!ファイナンス"の"株式ランキング"ページの"配当利回り(会社予想)"ページから確認することができます。
ここにアクセスして、配当利回り3.75%以上の企業一覧を取得します。
2. IR BANKで「過去の業績」を確認する
続いて、企業の一覧を取得したら、一つ一つの企業の「過去の業績」を確認していきます。
この時には"IR BANK"というサイトを使って、各指標をチェックしていきます。
例えば、"日本たばこ産業 (JT)" の業績を確認したい場合は
- 左上の検索窓に"会社名"か"証券コード"を入力する
- 検索結果に出てきた"上場企業"欄の社名のリンクをクリックする
- クリックした企業詳細ページの"決算"リンクをクリックする
こんな感じでページを移動すると、"会社業績"やさまざまな指標が見れるページに遷移するので、そちらで過去の業績をチェックします。
※実際に「どんな指標がどうなっているのか」を見るかについては、別途記事にまとめたいと思います。
3. 企業HPで決算プレゼン資料を閲覧し「最新の業績」を確認する
IR BANK で過去の業績をチェックして、ポートフォリオに組み込めるか最低限の条件を確認したら、最新の情報を企業のホームページに取りにいきます。
この時、財務諸表のような直接的な財務情報を見にいくのではなく、決算プレゼン資料など、人に説明するためにわかりやすくまとめた資料を探すと良いそうです。
先ほどの例に挙げた JT であれば「JT 決算プレゼン資料」などで検索すると、以下のページに辿り着けました。
2023/12/11 現在であれば、最新のプレゼン資料は「2023年12月期 第3四半期 決算説明会資料(CFOプレゼンテーション)」になるかと思いますので、そちらの中身を開いて確認していきます。
4. あらゆる情報をもとに「未来の業績」を予想して最終決定する
上記のチェックした内容や、日本経済全体の景気、業界としての伸び代や自分自身のポートフォリオなど、総合的な観点で判断して投資するかどうかを決定していきます。
以上が、想定している「高配当株式投資ルーティン」になります。
実際に投資を始めるのは2024年のNISAが始まってからになると思いますが、事前に企業分析の練習などはできると思いますので、この手順を自分なりに繰り返してみて、分析の精度を高めておきたいと思います。